個性的な商業施設・ショップのリサーチメモ

F's SHOP Report!

ショップリサーチの備忘録・感想_φ(・_・

vol 7.高尾山《東京都八王子市高尾町/2017.09.10》

日頃の生活で汚れた心と身体を浄化しようとやってきた高尾山。単なる山と思いきや観光地としてトータルに環境整備されていて驚いた。そんなわけで今回は商業施設ではないけれど高尾山山歩きで感じた事を徒然と…

 

ご存知の通り高尾山は京都や富士山などとならびミシュラン・ボワイヤジェ・プラティック・ジャポンで星3を獲得。東京都心からのアクセスの良さと自然が豊かが評価されたといわれているが、地域や行政もちゃんとそれに応えようと努力してる。

まずはケーブルカーとリフトの発着駅である清滝までの表参道がちゃんと整備されてるコト。

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これって地域の人たちの意識がちゃんとしてないと難しいと思うんだよね。駅舎からこの参道といったファーストインプレッションがいいって大事なことだよね。ちゃんとホスピタリティのコンセプトが理解されてるんだなって感じる事ができる。綺麗=新しいって事じゃないのは分かってるけど、それでもこの清潔感を保つのは環境投資が継続的に行われてるハズ。やっぱり行政の後押しもないと中々これだけのレベルは保てないと思う。つまりは地域コミュニティーと行政の協働体制、コミュニケーションがちゃんと取れてるんだと思うんだよね。
それは表参道の入り口に2015年8月にオープン「高尾599ミュージアム」にも現れている。テーマはみんなでSHAREするミュージアム。

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単なる展示施設ではなく、参加型のイベントなど高尾の自然と触れ合いコミュニケーションできる施設になっている。カフェや子どもの遊び施設も清潔感があって、高尾山と巨大な自然とリゾートとしてそれを味わう都会人・観光客の観光客のウケになっていると感じた。

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もちろん東京からのアクセスの良さとその気軽さはこの地にある圧倒的なアドバンテージだ。都心から1時間。ケーブルカーを使えば登頂・下山で2時間。プラスお土産などなど1時間とすれば、都心から日帰りどころか午後からもう1イベントスケジュールする事も出来る(体力が持てばだけどね)。まさにアーバンリゾート!

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新しい駅舎から清潔な参道、コミュニティ型のミュージアム、そして雄大な自然と歴史。全体がトータルにプロデュースされている。1度行ったら癖になるというのもよく分かる。まだまだ打つ手はありそうだ。